赤信号みんなで渡れば怖くない?みんなと同じが正解ではない!

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コロナ生活が始まってから、陰謀論とか非常識といわれる言葉をよく耳にするようになりました。

その反対に、みんながしているから・みんなが言っているから「みんなと同じ」が絶対正解という風潮や、全ての日本人は同じ成長や考え方でないといけないのか?と思うほど同調圧力も強まってきたように思います。

昔、「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉がありましたが、その「みんな」が間違った方向に向かっていたとしたら怖くないですか?

みんなと同じだから安心という感覚が怖いと思うのですが、この感覚が日本人には強く根付いているようです。

その「みんなと同じ」が危ないと感じて、一部のみんなと違う考えを持つ人達が発信する内容を「陰謀論者」とか「非常識人」「変わり者」と呼ばれていますが、それなら私も「みんな」と同じではない方のひとりかもしれません。

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人間は同じではない!

孫が3歳になって検診に付き添って行った時のことです。

「3歳ではこれができて当たり前」という枠があるらしいのですが、孫は出来ないことが多かったので、保健師に「これができていないとおかしいです」と真顔で言われ、カチンとくる体験をしました。

お母さんや、おばあちゃんなら尚更そのようには思いたくはないでしょうが・・と、

前置きをして必死に病院を進める姿は「発達障害がありますよ~」と言いたいのでしょう。

3歳で言葉数が少ないと何がおかしいのか?

この枠に入らないから・これができないから診察を受けて下さいと言われ、耳鼻科でも眼科でも歯科でもなく、真っ先に心療内科を進められた時は少し笑えました。

それもそのはず、孫の自治体検診の医師が心療内科に勤務する医師なのですから、自分の病院を紹介して患者にさせたいのでしょう。

上手な仕組みです。

そんな時に、保育園に来る保健師さんに「この子は言葉を理解し行動も伴っている。発達障害ではなく言葉を発するのが遅いだけ」と言われ、お役所の「枠」とは何なのか?を強く感じたものです。

例えば職場の同僚4人に「子供さんは何歳ごろから話せるようになった?」と聞いてみると、

・ひとりっ子の息子は4歳ごろから

・姉弟の姉は覚えていないけど弟は姉の影響もあってか2歳過ぎたころから

・ひとりっ子の娘は3歳ごろから

・ひとりっ子の娘はおとなしい方なので言葉を発してちゃんと話すのは3歳過ぎてだったと思う

など、4人に聞いただけでもそれぞれ全然話せるようになった時期は違います。

生まれた瞬間から成長には早い遅いがあり、ひとり一人の性格も考え方も全て違います。

私は、双子の女子と先天性疾患を持つ男子を育てました。

同じ母体で同時期に生まれた双子は、与えられる環境も育て方も全て同じなのに、彼女たちは成長ペースも学習能力も考え方も現在の生き方も全く違う大人へと成長しています。

全く同じ環境で育った双子ですら「同じ」ではないのです。

また先天性疾患を持つ息子は、生まれた時からみんなと違う身体です。

誰一人として全て「同じ」ではないのです。

ロボットを作っているのではない

3歳とは「これだ」と教科書通りの枠にみんなが納まるなら、全て同じ「ロボット人」になるでしょう。

成長過程において、ある程度の早い遅いの範囲はあって当然だと思いますが、例えば3歳半が過ぎて言葉数が少ないと「発達的に遅れている」と保健師やカウンセラーははっきり言われるので、親としては不安な思いしかないでしょう。

完璧も理想像も、どれが正しいのかは人の思いや感覚で違ってきます。

まして、生まれてから小学生までの12年間の成長で、落ち着きがない・モジモジして目を合わせない・口数が少ない・言うことを聞かないなど、どの子にも当てはまるような行動なのに「おかしいのでは?」と考える方がおかしいのではないかと思ってしまいます。

優しくて気配りができて真面目な人が完璧と思う人もいるでしょうし、自分に厳しくミスをしない芯を持っている人を理想像と思う人もいるでしょう。

また、悲しい時には声を出して大泣きをする人や、我慢をして泣かないようにする人もいます。

全ての人は性格も性質も特徴も考え方も違い、それぞれ持って生まれた感性と個性があります。

子供達も生まれた時から全て個性があり全て違います。

それでも、日本での教育システムは幼児から右向け右・左向け左・前ならえと作られているので、少しでもはみ出すと矯正がかかります。

全て「枠にはまるロボット人」をつくるための教育になっています。

だから「みんなと同じ」ではないと不安で、みんなと違う考えを持つ人は「おかしい」と判断してしまう傾向が生まれてくるのでしょう。

グレーな子が増えている?

また、最近ではグレーな子が多いと聞きます。

グレーな子とは
発達障害の特性がいくつか見られるものの、診断基準をすべて満たしているわけではなく、確定診断ができない状態

そもそも、私もグレーかもしれないし、ほとんどの人がグレーなのかもしれません。

社会を見ると、不注意や多動性・衝動性、また社会的コミュニケーションや対人関係の乏しい大人も多くいて、それらを発達障害というのであれば、結構な割合でグレーな大人も存在しているでしょう。

世間で言う「みんな」より違う個性や感性が目立つと変わり者やおかしいと思われたり、このようなことを言う私も変わり者と思われているはずです笑。

このような人々をグレーと呼ぶのかもしれませんが、ではグレーではない人はどのような人達なのでしょうか?

変わり者(グレー者)からすれば枠にはまっている人の方が変わり者のように見えていたりするのです。

一般的や常識が実は間違っていることもある

最近ではダイエットの神様と崇められていた人工甘味料が、実は発がん性物質だったとか、抗がん剤治療が寿命を縮めているとか、昔はこれが良いと言われていたことも数年経つと間違っていたという事が多くの研究で発表されています。

また、日本の歴史も30年前の知識とは内容が異なっていたなど、間違った教育を受けていたことも多くあります。

このようなことを踏まえると、これからの情報社会では「一般的にはこうだ」という一般的なモノは、テレビやマスメディアなどの情報から洗脳されているだけで本当は全く違っているかもしれないと、一旦考える必要があります。

また、その情報はどこから得た情報なのか?と、専門家が言っているわけではない・論文ではない・政府発表ではないなど、情報筋がみんなの知る一般的な専門分野からの情報ではない限り信用しないという傾向もあるでしょう。

例えば、テレビに出ている様々な自称有名医師や専門家とかが言っているから間違いないなど、それこそが、危ない常識になりえると感じています。

最近のコロナ情勢が様々な事を教えてくれたように、コロナから時代は変わり、世界ではコロナ環境が終わっていても日本ではまだコロナが怖く、頑なにマスクを外さない人も多くいます。

多くの人がマスクを外さないから「今後絶対マスクを外すことはない」と言い切る人もいて、これこそコロナに洗脳された人なんだなと、変わり者が変わった人を見て感じています。

まとめ

誰一人として同じ人はいません。全てを同じ環境で育った双子でも生き方や考え方は違います。

だから「みんな」と同じではなく、違っていいのです。

ウソかもしれない情報を頼りにするのではなく、自分で調べて考えて自分の意志をもっと出していくことがこれからの時代は必要になると思います。

 

 

 

 

 

 

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